この酷暑とどう向き合うべきか

お盆休みを利用して那須に行ってきました。

気象データを見ていたので那須も暑いとわかっていましたが

想像以上に暑かったです。

昼間はエアコンが必須でした。

6日間滞在しましたが5日間エアコンです。

那須で夏を過ごすのは今年で13回目ですが

こんなことは初めてです。

そもそも初めの3年くらいエアコンは

存在しませんでした。

多少は暑いのですが

窓を開け払えばいい風が入って来て

本当に気持ちが良かったです。

しかし今年は暑くて

どうにも我慢が出来ませんでした。

上の写真はブルーベリーです。

いつもの年であれば夏休みに熟したブルーベリーが

ざる一杯取れるものです。

しかし今年は。。。

暑さのせいか長梅雨のせいか分かりませんが

まだ全然熟していません。

↓全く青くなっていないブルーベリー

暑さの影響は雑草にも。。

ことしは隣地の農道の雑草が

一段と激しいみたいです。

正直、全部は手に追えず

ちょっとだけでなく頑張りました。

↓この3倍の草を刈りました。

数年前から私はこんなことを考えていました。

「そのうち首都圏は暑くて住めなくなるのでは」

実際に私が住んでいる埼玉の暑さは

尋常ではありません。

梅雨明けしてから毎日、

最高気温は35度越えの猛暑日。

夜はほぼ熱帯夜です。

私の家は2階建てですが

昼間、2階の部屋を冷房を付けないでいれば

35度を越えます。

米海洋大気局（ＮＯＡＡ）の統計によると、世界の７月の平均気温は観測史上最高を記録した、ということ。

７月に世界の陸上と海上で観測された気温は、２０世紀平均の摂氏約１５．７度をおよそ０．９度上回った。

７月の気温としては２０１６年の記録を抜き、１８８０年に観測を始めて以来、最高の暑さだった。

https://www.cnn.co.jp/world/35141342.html

ちなみに那須高原の真夏日（最高気温30度以上）は

過去の経験からの印象ではひと夏に1回あるかないかです。

ですが、ここ数年間違いなく増えています。

そこで気象庁の統計データを数えてみることにしました。

【那須高原　年別真夏日出現日数】※気象庁データより

ここ数年、特に2015年から真夏日回数が異常に増えていることがわかります。

とくに2018年は関東地方の梅雨明けが6月中と異常に早かったため

7月も含めると14回も真夏日がありました。

2019年は8/18までのデータですのでさらに更新する可能性があります。

私は冷房があまり好きではありません。

出来れば自然の空気で過ごしたいタイプです。

しかし今年の暑さでは

正直、冷房無しでは寝ることが出来ません。

身体が冷えないように

布団をしっかり被って寝ています。

私は最寄り駅まで自転車で通っています。

駅に着くと汗が止まりません。

ですから通勤に水筒にタオル、扇子は必須です。

仕事から帰って来ても

30分くらい汗が止まりません。

私の友人が山中湖にセカンドハウスを持っています。

山中湖は標高1000メートルにありますから

当然、下界と比べれば涼しい訳です。

しかし今年の夏はサーキュレーターをフル稼働させて

対応しているようです。

山中湖だけでなく

河口湖、軽井沢などの避暑地も

暑い夏になっているようです。

ここ数年の暑さは尋常ではありませんね。

温暖化のせい、など原因は様々あるでしょう。

今は寒暖の差が激しく冬の寒さも厳しいです。

しかし北極エリアの寒気の吹き出しが一定量終わってしまえば

冬の温暖化も進むかもしれません。

仮にそうなれば日本は熱帯になる

可能性だってあります。

実際に関東では越冬出来なかったクマゼミは

最近、首都圏の湾岸エリアで越冬し

勢力を拡大しています。

夜明けとともに「シャアシャア」と集団で鳴くクマゼミの

耳をつんざく鳴き声を東京で

あなたも耳にしたことがあるのではないでしょうか。

あなたはこの暑さとどう向き合いますか？