冬の仕事 腐葉土づくり

冬には冬のやることがある

冬の那須は寒いです。

那須下ろしという強烈な

北西の風が吹き荒れます。

 

夏の間 覆い茂った草木は

死に絶えたように影を潜めます。

 

今年は例年に比べて

那須も温かいですが

冬は観光客も少なくなり

静まりかえります。

 

落ち葉は資産

都会で良く見かけるのが

落ち葉を拾って集め

ゴミとして捨ててしまう光景。

 

ところが田舎暮らしをしていると

落ち葉は資産になります。

 

資産を辞書で引くと

「資本にすることが出来る財産」

とあります。

 

落ち葉は、次の作物を育てる

大切な肥料になるので

まさに大切な資産です。

 

落ち葉拾いは心が落ち着く

都会で落ち葉は厄介者として扱われます。

落ち葉拾いをしている人も

気のせいかイライラしているように見えます。

 

私はこの落ち葉拾いをしているときが

一番心が落ち着きます。

 

乾いた葉っぱを拾う時の

カサカサという何とも言えない音と感触。

 

自然の恵みをありがたく頂く

感謝の気持ちを育んでくれ

自然に生かされている気持になります。

 

 

ですが冬の間も

庭の仕事はあります。

 

そのひとつが

落ち葉を拾って

腐葉土を作ること。

 

全くの我流ですが

野菜作りや果樹育成の足しにしています。

紫陽花棚の3年物の腐葉土

上の写真の少し黒くなった葉っぱ。

見えますか?

 

これは紫陽花棚に積もった

落ち葉をひっくり返して出てきたもの。

3年~5年は経っているでしょうか。

 

そうです。

落ち葉が自然に降り積もり

醗酵して腐葉土になったもの。

 

紫陽花棚の紫陽花棚は

あまり手入れをしなくても

 

毎年鮮やかな紫色で

私達を楽しませてくれるもの

腐葉土のお陰ですね。

 

一年後の楽しみ

拾い集めた落ち葉は

一番下に、ぬか床ならぬ

腐葉土の層を作り

 

そのうえに落ち葉を

重ねておきます。

 

そして足でなんども踏み

細かく裁断します。

 

最後に雨に濡れないよう

カバーをして

重しを乗せたら完成です。

 

後は何度か

掘り返して醗酵するのを待つだけ。

来年には見事な腐葉土が

完成しているかも。

 

 

 

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