新しい生活様式に思うこと

緊急事態宣言の延長が発表されました。

引き続き我慢の時が続きそうですね。

 

新しい生活様式についても

具体策が伝えられ話題になっていますね。

 

個人的にはコロナ騒動をきっかけにして

世の中が良い方向に変わることは

良いことだと思います。

 

この新しい生活様式

もう少し踏み込んで

考えて見たいと思います。

 

どういうことかというと

単にテレワークの促進や

ソーシャルディスタンスを

守ればそれでいいのかと

私は思っています。

 

新しい生活様式=人口減少社会生活の実験

私たちは今、様々な制限を受けて生活しています。

例えばゴミ。現在多くの自治体でゴミの持ち込みを停止しています。

(収集業務は通常通りがほとんどのようです)

この先、人口減少が進む日本では、これまで当たり前だった

行政サービスがものによっては受けられなくなる可能性があります。

この件は既に多くの研究発表がされています。

 

私たちはいつの間にか誰かにしてもらうことに慣れてしまい

自分のことを自分でやる習慣が薄れてしまっているように思います。

 

ゴミ収集の行政サービスが始まったのは

昭和30年代(1960年代)のことだと思います。

それまでは都市部においても市民がゴミを

河川などに捨てていた時代があったと聞いたことがあります。

 

実はゴミ収集の問題も田舎に行ってみると事情は違います。

ゴミ収集も当たり前のことではなく

お金を払ってお願いすることであると理解出来るようになります。

 

ゴミの事例が長くなりましたが

その他にもスーパーで当たり前に買える食料

当たり前に来る電気、水道、ガス

当たり前に運んでくれる物流

他にも便利なことが成り立たなくなる可能性があります。

 

日々、当たり前だと思っていることも実はそうではなくて

自分がなんとかすべきことをやってもらっている意識が

これからの世の中は必要になってきます。

 

コロナ後に少なくなる言葉

コロナ騒動で劇的に進んだこと

まずテレワークはあります。

もちろん、導入出来ない職種もありますが

少なくとも導入するきっかけにはなったはずです。

 

その裏で無くなるかもしれない言葉(習慣)もあります。

それは「通勤」です。

 

JRなど鉄道各社は人口減少に最も敏感に警戒していた業界のはずです。

なぜなら人口減少に伴い、当たり前だった通勤が減少し

通勤的のの売上が減少すれば業績に大きな影響が及ぶからです。

それが思ったよりも早くやって来てしまう形になりました。

 

もしかしたら職場に通勤して仕事をするスタイルが

過去の物になってしまうかもしれません。

また転勤の必要もなくなるかもしれません。

 

そうなるとわざわざ職場も近くに住む意味も薄れ

東京に住む意味を感じなくなる人が増えるかもしれません。

 

東京一極集中を解消するチャンス

実は個人的には東京一極集中の問題を解消する

絶好のチャンスだと思っています。

 

私も仕事柄テレワークは十分可能で

那須に居ながら仕事をすることは十分に可能だと手ごたえを得ています。

もしかしたら私のように感じる人も少なくないかもしれません。

 

わざわざきまった時間に、毎日時間を費やして通勤し

高い家賃や住宅ローンを払って住みたくもない場所に住むのではなく

 

本当に自分が住みたい場所や故郷に居住しながら

時間を有効に使って仕事とプライベートを両立、充実させる

このような生活様式こそ新しく出来るチャンスかもしれません。

 

事実NHKのアンケートによれば以下のような結果も出ています。

 

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200517/k10012433391000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_053

 

 

本当に住みやすい世の中を目指して

コロナ禍において

私たちは色々なことを試されています。

 

少なくとも

コロナをきかっけに

世の中が良くなったねと

言えるように

 

住みやすい世の中にしてゆきたいですね。

そのためには意地の張り合いや権力争いではなく

常に謙虚さを振り返りお互いに強調する、信頼する、尊重する

本当の意味で成熟した社会になることが

求められているのではないかと思います。

 

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