新型コロナウイルスの影響で
注目を集めているのが
都市と田舎を行ったり来たりする
二地域居住です。
中でも2つの国の二地域居住は
かなり以前から国の政策として
国民に浸透しているようです。
ロシアのダーチャ
ダーチャとは、郊外にある別荘のことで、街に暮らす人々が都会の喧騒から逃れ、休息し、新鮮な空気を吸ったり、たくさんの仲間たちが集ったり、お祝い事を催したりする場所です。多くの人々は、別荘地に夏や冬に休息するための家を所有し、この場所を基本的に夏季の家庭野菜や果物づくりに利用する人もいます。
Wikipediaによれば1700年代にピョートル大帝が庭園付き別荘を家臣の貴族たちに下賜したことに由来するそうです。
所有者は、この近くで菜園(огород:個人所有の菜園のこと、国有のものはполе)を営んだり家畜を飼ったりしているそうです。
単なる娯楽や道楽ではなく菜園を営んだり家畜を飼うなど自然との営みに従事することがキーワードですね。
クラインガルテン
Wikipediaによればクラインガルテンとは、ドイツで盛んな200年の歴史をもつ農地の賃借制度のことだそうです。
クラインガルテンでは、協会が管理を行っていて、希望者が区画を借りて農作業を行うのだそうです。ドイツでの利用者数は50万人以上、平均100坪程度の土地を30年間借りている場合が多いのだそうです。
日本では
日本にもクラインガルテンのような制度がないわけではないが時間にもお金にも余裕のある人がやるイメージです。
さらにロシアのダーチャともなれば日本ではセカンドハウスとなり、さらに富裕層がするものという先入観が強いですね。
政府も一極集中を避けた分散型の世の中を作っていくと発表しており
もう少し都市と田舎のバランスよく人々が生活出来るようになればいいですね。
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